2024年12月14日 19:00
子供が卒団した後もコーチを続ける理由はなんですか?
今日のテーマは「子供が卒団した後もコーチを続ける理由はなんですか?」
InstagramにDMが寄せられました。
本日、6年生最後の県大会があり、惜しくも敗退して終わりました。 最後まで諦めない子ども達のプレーを見ていると、涙をおさえる事が出来ませんでした。 審判割当も、普段一緒にやることのないチームのB級の方とご一緒させて頂き、新たな発見をする事が出来ました。 子ども、保護者も含めて新たなチームへの以降が年度末に向けて進みます。 質問になります。 自分の子どもが卒業しても、コーチを続ける方、子どもと一緒に卒業する方、1つそれぞれですが、 KATZさんが続けている理由をお教え頂けませんでしょうか?
これについて解説をしていきます。
結論 好きだから続けています
シンプルですが、好きだから続けています。
バスケットボールが好きだから、そしてそこから得られる感動や学びが人生を豊かにしてくれるからです。
U12秋季大会の特別さ
6年生最後の大きな大会であるU12秋季大会は、選手、保護者、そしてコーチにとっても特別なものです。
選手にとっての集大成
小学生として最後の大会であり、多くの選手が全力を尽くして挑む大会です。その姿は感動を呼び、涙を流す保護者やコーチも少なくありません。コーチとしての長い関わり
U12は、選手と最も長く関わる年代であり、コーチや保護者にとっても思い入れの深いカテゴリです。その分、感動も多く、別れが寂しく感じられる場面が多いです。
保護者にとっても集大成である、これが一番のフォーカスポイントになるかもしれません
保護者コーチの選択肢
自分の子どもが卒業した後、保護者コーチには3つの選択肢があります。
コーチを降りる
子どもの卒業と同時にコーチを辞めるケースです。家庭や仕事に集中するための選択をする方も多くいます。次のカテゴリに移動する
子どもと一緒にU15など次のカテゴリに移る方もいます。子どもと同じフィールドでサポートを続ける道です。チームに残ってコーチを続ける
子どもの卒業後もU12に残り、次世代の選手を指導することを選ぶ方もいます。チームへの貢献を続けたい思いがある場合に選ばれる道です。
僕自身の経験談
2015年に僕がコーチを始めたとき、すでに離婚することが決まっていました。そのため、次のような理由や経験がコーチを続ける動機となりました。
子どもとのつながりを求めて
コーチを始めた理由の一つに、子どもとの時間を共有したい思いがありました。しかし、それ以上にバスケットボールを通じて自分の考えを形にしたい気持ちが強かったのです。コーチングの難しさを知る
当時のコーチの方針が理解できないこともありましたが、自分で指導を始めてその難しさに直面しました。理論だけではなく、実際の指導で得られる学びが多かったです。次女の卒団後の変化
次女が卒団して初めて、フラットな視点で選手を見られるようになりました。また、B級審判員資格を取得したことで、審判の視点も加わり、指導方法を工夫するようになりました。公式戦で初めて勝つまでに7年かかりましたが、その過程で得た学びは非常に大きなものでした。どちらかというと次女が卒団してからの選手たちの方が繋がりが強く感じられました。もちろんそれまでコーチングさせて頂いた選手も同様ですが、自分の中の心境の変化はあったかと思います。現在の取り組み
現在は地区が変わり、U12男子のアシスタントコーチとして新たな環境で学んでいます。今後どんな形になるかわかりませんが、例えば女子のヘッドコーチになるとかの機会もあるかもしれません、その準備期間として知識や経験を蓄えています。
まとめ
悩む気持ちはよくわかります。子どもが卒業した後、コーチを続けるか辞めるかは人それぞれですが、最終的には直感に従えばいいと思います。自分の子どもを優先するのは誰にとっても当たり前のことです。
僕の場合、コーチを始めたのは子どもとのつながりを求めた一面もありましたが、それ以上にバスケットボールに救われた経験が大きかったです。孤独だったあの日、研修会に参加したものの内容はほとんど覚えていません。それでもバスケットボールに支えられたことで、今の自分があります。
だからこそ、恩返しの意味も込めてコーチを続けています。コーチングは簡単ではありませんが、その分だけ感動や成長を感じられるものです。ぜひ、自分の気持ちに正直になり、あなたが納得できる選択をしてください。